グァダラハラへ行こう! 「Vamos a Guadalajara」
グァダラハラ市は、メキシコ第二の都市、ハリスコ州の州都です。
メキシコからはその美しさから(西部の真珠)と呼ばれ、一言で言うならば コントラストの街で、伝統的なものと現代的なものが 混じり合い大都市の便利さや快適さと田舎の 静かな暮らしが同時に楽しめる中世の街並みを 保った落ち着いた都市です。
グァダラハラ市は、1542年にその基礎が定められ、その当時の 建物や庭園の多くが今日もなお使用されています。
都市の中心部は、4つの公共広場が十字状に拡がり、中央広場の ソカロ周辺のカテドラルは、グァダラハラ市の象徴として さまざまな建築様式を見る事ができます。
そしてその傍らに建つ政庁には、奴隷制度を廃止署名したメキシコ独立の父 イダルゴの壁画を、そして向かい側には、メキシコ最大の劇場テアトロドコジャード など17世紀のスペインへタイムスリップした感覚を味わえる都市です。
気候風土では、高地帯であることからメキシコのイメージには、 ない常春で1年を通じて美しい花や果実を楽しめます。
メキシコシティから飛行機で50分足らずで、また高速道路での バスや車の利用も可能ですしゆっくりとした列車旅も良いものです。
アメリカカリフォルニアの各都市からも飛行機で数時間と アクセスにも便利で日本では、あまり知られていませんが 是非お勧めしたい観光地のひとつです。
メキシコ グァダラハラと言ったらTEQUILA(テキーラ)
グァダラハラ市から約57km。
両側に広がるサボテンの竜舌蘭(MAGUEY)の畑の 真中の道を1時間あまり走るとテキーラ村です。いつ行っても変わりはない テキーラ館には、壁にテキーラの出来るまでが描かれていて酔っ払って 踊っている絵もあります。
味の分かる人に末永く飲んでもらいたい 気持ちでしょうか?テキーラは、竜舌蘭から作る発泡酒で 2000年の持つ白く濁った地酒です。
週末には、グァダラハラ駅発のテキーラ村見学ツアー列車が 運行されています。
メキシコと言ったらサボテン(CACTUS)
サボテンは、その個性的な姿と美しい花でメキシコの帽子のソンブレロと並んで シンボルになっております。
サボテンの丘陵地帯に車を止めて分け入ると、球形サボテンや木のような 枝分かれした柱サボテンなど巨大化したものばかりに、自然な脅威を 感じます。
乾燥した大地と容赦なく降り注ぐ太陽はサボテンにとって 恵みになっているのかもしれませんね。
メキシコでは、サボテンをスープやサラダに利用したりサボテンステーキは、 現地のレストランにてお召し上がり頂けます。苦味もあってお酒に 合います。
メキシコと言ったらチレ(CHILE)
唐辛子として200種類あると言われてメキシコ料理にはかかせません。
ほとんどのチレは、トウモロコシで作ったトルティーヤの皮に好きな物を 巻いてチレソースとしてお好みで食べます。
日本でも食べられるタコス ですね。タコスは、高級レストランよりも屋台で食べる方がメキシコの味を 楽しめますのでお勧めしたいです。
グァダラハラ市中心のソカロから10分程歩いたところにメルカードリブレ(自由市場)の 中に比較的衛生的なタコス屋台があります。
観光ベストシーズンは
メキシコは、日本のように四季折々の季節はありません。
主に雨期と乾期に分かれます。
・雨期(5月~9月) 昼間は晴れていても夕方急にスコールのような雨で小1~2時間くらい雨と言うより滝のようなと表現した方がよいでしょう。
・乾期(10~4月) 比較的過ごしやすい季節です。
2月頃には、美しい ジョガルタの花がいっぱいに咲き誇り観光ベストシーズンと言えます。
服装は基本的に薄手の服装でかなりの範囲に対応 可能です。
着脱可能なジャケットなど簡単に 羽織れるものを持ち歩くと便利です。
まとめ
メキシコ人は、自由で大らかな性格が日本人にフレンドリーさを 感じさせてくれて、少しシャイな日本人を導く力強さを感じる ことができます。
メキシコは、アステカ文明やマヤ文明が栄えた国で16世紀以降は スペインの植民地であった歴史的背景からスペイン人に似た ラテン系の気質の特徴がありますが、メキシコ人気質と日本人気質 とは意外に合うと、私のメキシコ在留時代に感じた事です。