香りはなぜ身体に良いのか？

自然の香りは、穏やかで心と身体にさまざまな働きをします。

植物の持つ香りは、とてもナチュラルで、包み込むような穏やかなものから すっきりしたもの、心の奥底までしみ通るようなものなど、実にさまざまですね。

この香りの感覚は、人間の五感の中で、好き、嫌いが最も強く現れて個人の 好みがはっきりと分かれきます。

また香りのひとつひとつに特性がありまして 私たちに対する心理的作用も異なると思います。

例えばハイキングで、すがすがしい自然の香りの中で、思わず深呼吸してみたり、 リラックスした気分になるのは香りのもたらす良い作用のひとつでしょう。

逆に、台所や生ゴミや車の排ガスの臭いをあいで気分が悪くなるのは悪い作用と なるわけです。

今回は香りが健康へ与える影響や作用についてご紹介します。

健康に対する香り

健康に対する香りの働きを人は、体験を通して理解し、活用してきました。

古来から、私たちは、香りに神秘の力を感じて利用してきました。

例えば ヨーロッパでは、失神した人にラベンダーの香りをかがせますと意識が回復する と言われて、実際に行われていたようです。

中国でも民間療法のひとつとして 植物を使った薬湯が多く生まれて広まっていることは、皆さんもご存じであると 思います。

日本でも、ゆず湯やしょうぶ湯も植物の香りの効用を生かした薬湯のひとつと考え、どのご家庭でも楽しまれている通りですね。

香りが免疫力を高める

今、香りが病気に対する免疫力を高めると注目されています。

この免疫力は、 細胞レベルで病気と闘うのですが、ストレスの多い状況が長く続くと低下して 病気を誘発させる下地をつくるわけですね。

そのため、なんらかの方法により 免疫力を高めることは、健康な身体をつくるためのポイントになっています。

また花や草など自然のものを身近に置くことにより、大いに気持ちを和ませてくれる効果があります。

花の持つ薬効

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春 　

梅は、疲労回復やリラックス効果があるとされています。

多忙な日々の中で神経 　疲労が重なりイライラや精神的なストレスには、梅の香りには、神経の緊張を解きほぐす力があります。 　

モクレンは、頭痛、鼻水、咳などの風邪症状に、この花が咲く頃は、まだ昼と夜の温度差が高いので身近に置くことでモクレンの香りが肺機能を高めます。

夏 

タイムは、殺菌消毒、防腐作用の高いハーブでありますから夏風邪などの症状に元気つける力があります。 　

ラベンダーは香りの女王と呼ばれ安らかな眠りへ誘うすがすがしい香りです。

秋

サフランは、乾燥させた雌しべ2～3本をカップに入れ熱湯を注ぐことで黄金色の お茶は、血行を改善します。

冷え性の方には、おすすめいたします。

冬

ポインセチアは、くっきりとした色彩が気分を明るくします。

まとめ

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香りには身体に良い影響を与える効果がたくさんあると認められているんですね。

これからももっと研究が進んでいくと、様々な病気に効果的なものが新たに見つかるかもしれませんね。

日頃のストレス緩和や健康作りの一役として、自然の香りに目を向けてみては いかがでしょうか？