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寝ている時に足がつる!?そんなこむら返りの対処法!(薬剤師監修)

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 睡眠中、足がつって痛くて起きてしまう事、あるかと思います。

足のつり、こむら返りはどうして起きるのか?

起きた時の対処法について述べていきます。

 

 

そもそもなんで足がつるの?

足がつる原因は足の筋肉が痙攣を起こしているからです。

筋肉がけいれんを起こす時は様々な理由があります。

主な理由は体内の水分不足、急激な運動を行った後、ナトリウム、カリウムなどの電解質の異常が原因で起こります。

寝ている時や運動している時に足を伸ばしている状態ではふくらはぎの筋肉が縮みます。

筋肉が縮む時に異常に縮んだり、電解質のバランスが悪い時に急激な痛みが生じます。

この痛みを足のつり、こむら返りと言います。

こむら返りが起こりやすい人は水分をあまりとらない人、熱中症や脱水症状の人、腎臓に異常がある人、医薬品で利尿剤や男性ホルモンや女性ホルモン関連の医薬品を使用している方に多く見られます。

どれも共通している事があります。

体内の水分のバランスが崩れている事です。

高齢は体内の水分量が少ないうえに、服用中の医薬品などで体内の水分量が低下してしまっている可能性があります。

糖尿病の方は尿量が増える傾向があり、糖尿病の悪化で腎臓の働きが低下している可能性もあります。

医薬品の主作用や副作用で尿量が増えたり、水分が減る、体内の電解質のバランスに異常をきたす事があります。

普段から水分をあまりとらない人や熱中症や脱水症状など体内の水分量が少ない人もこむら返りや足の筋肉の痙攣を起こしやすくなります。

また、水分を小まめに摂取しているのに足がつりやすいという方は逆に糖尿病や腎機能に異常があったり、体内の電解質のバランスが崩れている可能性があります。

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こむら返りが起きた時の対処法。その予防法

こむら返りが起きたらまずこむら返りが起きた足を伸ばさずつま先を持って手前に引いて下さい。

収縮した筋肉が伸びる状態になります。

そうする事で痛みは和らぎます。

ここで再び足のつま先を伸ばすと痛みがぶり返してきます。

痛みが和らいでも5分程度はつま先を伸ばさない様にして下さい。

こむら返りの予防方法はこまめな水分補給です。

特に高齢者や医薬品の影響で尿量が多くなっている方はこまめに水分補給をして下さい。

夏にかけて暑くなると熱中症や脱水症状になりやすくなるのでその予防にもつながります。

水分補給でもナトリウムやカリウムなど電解質が含まれている経口補水液などの方が効果的です。

水分を小まめにとってもこむら返りが改善されない場合はドラッグストアでこむら返りのお薬が売られていたりしますし、それかお医者さんに相談してみましょう。

まとめ

こむら返りが睡眠中に起きるといきなり痛くなってびっくりします。

そのせいで睡眠時間が削られるのが嫌でしょうがないです。

こむら返りの予防で水分を小まめに取る事が大事です。

それでも改善されないような時はドラッグストアでお薬を購入したり、病院でお医者さんに相談してみましょう。