身勝手なパートナーはもしかしてモラハラ夫!効果的な対処法はあるの?
「夫の機嫌が朝から悪い!」「子供に八つ当たりする!」
「料理がまずいと言われた!」などなど、
気分次第で態度をコロコロ変える夫に困っている奥さん、結構いらっしゃるようです。
まだ、このように笑って話せるような範囲であればいいのですが、
中には、「お前と結婚したのが間違い!」「お前が悪い!」「お前のせいで、こうなった!」など、
言われて非常に傷付く深刻なケースもあるのです。
もしかしたら・・・それって、モラルハラスメントかも!!
「え?何それ??」と、びっくりされた方や初めてこの言葉を聞かれた方、
また、なんとなくは知っているけれど詳しくは「?」な方のためにも、
今回は、このモラルハラスメントについて、
特に、夫から妻へのモラルハラスメントに焦点をあててお話ししていきたいと思います。
モラルハラスメントとは?
「暴力で身体を傷つけるのではなく、言葉や態度で相手の精神を傷つける行為」を指します。
このため、モラハラは「精神的DV」とも呼ばれ、加害者・被害者ともに意識が薄いことが多く、
結果、何かしら深刻な事態に陥るまで表面化しないという面があります。
モラハラの特徴的な夫の態度とは?
それでは、実際にどのような行為が該当するのか、典型的なモラハラをご紹介しましょう。
・暴言を吐く
・しつこく責める
・存在を認めない
・無視をする
・態度で脅す
・経済的に困窮させる
・自分の間違いを認めない
・子どもの前で妻を貶める
・外ではいい人のふりをしようと平気で嘘をつく
・自分のルールがあり、従わせようとする
・思いやりがない
・嫉妬深く妻を束縛する
・突然豹変する
・たまに優しくなる
これらが当てはまるからといって、「即=モラハラ認定」というわけではありません。
環境や場所、それぞれの感じ方によっても変わってくるからです。
ちなみに、亭主関白とモラハラ夫は全く違います。
亭主関白の夫は、妻や子供のことを考えており、頼り甲斐のある夫を家族が尊敬しています。
また、根本的に家庭を大切にしているため、
自分の思い通りにならない鬱憤を妻へぶつけるような身勝手なモラハラ夫とは全く違うのです。
モラハラをする夫の特徴とは?
では、モラハラをする夫には何か特徴があるのでしょうか。
モラハラをする側には以下の大きな特徴があることが分かっています。
・自己愛が非常に高いこと
・プライドが高くエリートであること
・他人に厳しいわりに自分には甘いこと
・自分に自信がなく器が小さいこと
「自分勝手も甚だしい」感を受けますが、こういう人は確かにいますよね。
旦那にモラハラされた場合の対応方法
それでは、もしも夫にモラハラをされたら、どのように対処したらいいのでしょう。
以下のような方法があります。
・受け流すこと!
「また言っている」と軽く考えて、深く考えないように受け流しましょう。
モラハラの程度が軽症な場合、これである程度解決することもあります。
・傷ついていることを伝えること!
「そんなつもりではなかった」と、モラハラ夫の態度が改心する場合があります。
これも、相手のモラハラの程度が軽症な場合は効果が期待できます。
・周囲や公的機関などに相談すること!
モラハラの程度が重い場合、自分だけでは解決できないこともあります。
実際にモラハラかどうか悩んだ時、友人や家族に相談し客観的な判断を仰ぎましょう。
また、公的機関や弁護士などに相談することで、モラハラ被害と認識できる場合もあります。
少しでも疑問を感じたら、すぐに誰かに相談することが大切です。
・別居・離婚すること!
一旦、夫と距離を取るのも方法です。
別居することで、夫がモラハラの態度を反省し改善する可能性があります。
もしも、態度が一向に変わらないなら、最終手段として離婚を考えた方がいいかもしれません。
これ以上一緒に過ごすのが耐えられないなどの気持ちが生じたら、
弁護士などに相談してみましょう。
まとめ
今回は、モラルハラスメントについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
モラハラは立派な精神的な暴力です。
肉体的な暴力のように見た目に傷はつきませんが、心の中はボロボロで
いつの間にか精神的に追い詰められ、正常な判断ができない可能性が出てきます。
夫の態度が「モラハラかも」と、心当たりがあるのなら、
1人で思い詰めずに、まずは信頼できる人に相談してみましょう。
もし、モラハラ夫に改善の余地がないなら離婚した方がいいかもしれません。
一歩踏み出すのは勇気がいることですが、時には行動を起こしてみるのも大事なことです。
たった一度きりの人生!
相手に振り回されず自分の意思でしっかり生きていけるといいですね♪( ´▽`)ノ