八幡屋磯五郎とは?長野市善光寺の老舗七味店の魅力!
長野市善光寺にある八幡屋磯五郎(やわたやいそごろう)という七味唐辛子の専門店をご存知ですか?
日本には3件の七味唐辛子の老舗があるのですが、そのうちの一つが八幡屋磯五郎なんです。
今回は八幡屋磯五郎の魅力や歴史、七味唐辛子の由来や材料などについてご紹介します。
- 八幡屋磯五郎が誕生したのは?
- 七味唐辛子の材料って決まってるの?
- 七味唐辛子の由来とは?
- 八幡屋磯五郎の特徴あるブリキ缶
- 八幡屋磯五郎の商品
- 八幡屋磯五郎とは?長野市善光寺の老舗七味店の魅力!のまとめ
八幡屋磯五郎が誕生したのは?
麻の産地として有名な長野市の西山。
善光寺境内の西側に桜枝町というところがあるのですが、そこには西山で取れた麻を始めいろんなものが集められて全国へ売られる、そんな場所でした。
江戸時代中期、室賀勘右衛門という人がそこで七味唐辛子を売り出したのが八幡屋磯五郎の始まりだといわれています。
七味唐辛子の材料って決まってるの?
ところで、七味唐辛子の材料には何が使われるかご存知ですか?
七味というぐらいなので七種類の材料が使われるのは予想できますが、実は材料に関する定義はないんです。
七つの材料がブレンドされた唐辛子ということで、店舗によって調合に工夫されているため、それぞれ特徴があるんですよ。
日本にある七味唐辛子の老舗は3軒です。
それぞれの材料と特徴を見ていきましょう。
1.長野・善光寺『八幡屋磯五郎』
唐辛子・山椒・ショウガ・麻種・ゴマ・陳皮・紫蘇
地元産の材料にこだわっています。
辛みも香りもどっちも引き立っていて、お客さんの好みに合わせて調合してもらえるんですよ!
2.京都・清水『七味家本舗』
唐辛子・山椒・麻の実・白ゴマ・黒ゴマ・青のり・青紫蘇
香りを引き立たせる材料を使っているのが特徴です。
3.東京・浅草『やげん堀・中島商店』
生唐辛子・焼き唐辛子・ゴマ・山椒・陳皮・ケシの実・麻の実
辛さとゴマの風味を引き立てる材料を使っているのが特徴です。
七味唐辛子の由来とは?
まず唐辛子がどうやって日本へ伝わってきたのか?という話。
唐辛子の原産地は南米アマゾンなんです。
コロンブスがヨーロッパへ持ち帰って広め、その後南蛮船が東洋へ広めたといわれています。
では日本へはどうやって伝わったのでしょう。
ポルトガルの宣教師が持ってきて紹介した、というのが一つの説。
1952年に秀吉が朝鮮へ出兵した際に種を持ち帰ったというのが、もう一つの説。
江戸時代初期頃、辛子屋をやっていた中島徳右衛門という人が店を開き七味唐辛子を販売したところ、江戸で流行りそれが全国へ広まっていったといわれています。
八幡屋磯五郎の特徴あるブリキ缶
八幡屋礒五郎七味唐辛子缶入(3缶セット)【信州長野のお土産】【おみやげ】【八幡屋磯五郎】【七味唐がらし】【長野土産】【長野お土産】 |
八幡屋磯五郎の七味唐辛子はブリキ缶に入っているのですが、私もお土産でそれを頂いたことがありんです!
以前は紙や袋に入れていたそうですが、食卓で使うのにはやはり容器に入っていた方が便利ですし、ブリキ缶は耐食性にも強い!
赤字に斜めに大きく描かれた唐辛子の絵が特徴的ですよね。
その唐辛子ののヘタの部分に、蓋の振り出し口を重ねると開くようになっています。
裏側には空と石畳の中に建つ善光寺が描かれています。
色遣いは金・銀・青・赤ととても鮮やかで目を引きますよね。
八幡屋磯五郎のホームページでは、アニバーサリー缶の注文も受け付けています。
名前や記念日の日付、社名や写真などを入れることも可能なんですよ!
イベントの賞品や記念品としても喜ばれますね。
八幡屋磯五郎の商品
八幡屋磯五郎の商品は種類が多くて、ブリキ缶のデザインも魅力的なんです!
七味唐からし・ゆず七味・深煎七味・山椒七味・一味唐からし・BIRD EYE・粉山椒・七味ガラムマサラ・七味ごまなど
七味だけじゃなくてお菓子も作ってるんですね!
Kongen Sweets | 商品のご案内 | 根元 八幡屋礒五郎
八幡屋磯五郎とは?長野市善光寺の老舗七味店の魅力!のまとめ
長野市善光寺にある老舗七味唐辛子店『八幡屋磯五郎』の魅力をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。
あの特徴あるブリキ缶から辛みと香りが引き立つ七味唐辛子が料理の上へ舞ってくるのは、見た目にも美しさを感じます。
もちろん味も病みつきになるほど!
暑い夏には特に食欲をそそりますよね~^^
ネットでも購入できるので、ぜひ皆さんもお試しください。