発達障害の人と一緒に働く!特徴や接し方での配慮は?
私自身は身体障碍を持っているのでA型事業所で仕事をしているのですが、そこにはたくさんの発達障害を持った人達がいます。
そこで一緒に働いている発達障害の方と私はどのように接しているのかを記載したいと思います。
発達障害の方の特徴
まず発達障害の方というのはどのような特徴があるのか皆さんご存知でしょうか?
まず外見では全く健常者と区別はできないですし、普通に会話をしている分にはいたって普通なのです。
しかし一緒に作業をしていると少し違いが出てきます。
たとえば自分の好きな作業に関してはかなり集中して作業に取り組むのですが、自分が興味のないことに関してはすぐに飽きてしまいほかのことを行いたがったりします。
また自分の興味のあることに関しては健常者より圧倒的に記憶力がすぐれていたりします。
また自分の専門分野の作業に関しましては非常にプライドを持って取り組んでいます。
問題なのはその人の特性を生かした作業を見抜くことが大変だという事です。
自分の特性を生かした作業を与えると健常者の方よりも責任感が強いのも特徴と言えるのです。
発達障害者との接し方
基本的には普通に接することが出来ますので問題はありません。
ただ健常者の方が注意して観察することが肝心なのです。
たとえば自分の好きなことに集中していると問題はないのですが、自分が関心のないことをさせると癇癪を起してしまう可能性が非常に高いです。
また飽きやすいという特性もありますので、いかに飽きないようにさせるかという事も肝心です。
発達障害にも等級がありますB4~B2の方に関しましてはほとんど健常者と同じように接して問題はないと言えます。
B2以上の判定をされている方に関しましては、健常者の方の注意観察が必要だと言えます。
まとめ
基本的に発達障碍者だからといって特別な扱いはする必要はないというのが結論です。
しかし仕事の面ではやはり健常者の力が必要であり、作業所などで働くことが肝心なのです。
複雑な作業に関しては発達障害者の方は、頭の中で整理することが出来ないので単純作業が向いているのです。
一般的な就労に関しても軽度の発達障害の方なら問題ないのかもしれませんが、やはり国から助成金をもらい働くことのできる作業所などで働くことを進めるのが、発達障害を持っている方のためにもなるのではないでしょうか。
当然サービスを管理している者から適性に合った作業などを与えられるというメリットや、対人関係を養うこともできるからです。