「女は得」「男は大変」?今だに「女/男らしく」を求める相手への対処法
女らしい、男らしいってどういうことなんでしょうか?
いまだに男女差別と思われる考え方や言い方をする人っていますよね。
職場でバリバリ仕事をしていたある日、
「女で得してるよね!」「男だと苦労が耐えないよ」なんて、
もっともらしい口調で男性から言われて悔しい思いをした女性、
結構多いのではないでしょうか。
そのほか、
「女だから料理がうまくて当然!」
「子供はやっぱり女が見るもの!!」
「女のくせにそんなことも出来ないの?」なんて、
平然と言われてしまったら、頭にきますよね。
でも、この手の言葉を平気で言う男性、
場合によっては女性でも、一定数存在するのは残念ながら確かです。
なぜ、今だに「女のくせに」という男性がいるのでしょうか。
今回は、この女のくせにという男性の特徴や体験談、対処法について
お話していきたいと思います。
女のくせにという男性の特徴
「女のくせに」と、平気で言う男性に共通点はあるのでしょうか。
調べてみると、結構「そうそう!」と、納得できる共通部分がありました。
・「大したことない存在」だと周囲から思われている男性
確かに、昔は「男は仕事、女は家事育児」と言われていましたが、
今やこの考え方自体が時代遅れです。
一般的な男性は、「仕事の出来る女性」がいることをよく知っていますし、
出来る男性はその存在をしっかり認めることができます。
「女のくせに」と言う男性は、未だにその事実が認められないのです。
それを認めてしまうと、自分の能力の低さの言い訳がなくなるからです。
当然ながら、こういう男性は「器が小さい」と影で評価されています。
・「男の方が優秀」と信じ込んでいる(信じ込みたい)男性
同性の中では勝てないからこそ、男性として女性よりも優位という考えで
自分のプライドを満たそうとします。
男という括りの中で、「自分も優秀な人間!」というプライドを保ちたいのです。
・「女に負けるかもしれない」という恐怖心のある男性
「女性は格下であるべきなのに」「女性に負けてしまう!」という恐怖心、
つまり、一種の防衛本能からこの言葉が出てくるのかもしれません。
ここから共通して見えてくるのは、
自分に自信のない男性が「男性」という部分でプライドを保持している、
そんな印象でしょうか。
「女のくせに」と言われた女性の体験談
実際、「女のくせに!」と、言われた女性の声の一部をご紹介しましょう。
「職場のお茶入れを拒否したら、平然と言われました!」
「叔母の「大学なんて行く必要ない。結婚するんだから」の言葉に唖然とした。」
「営業成績でトップを取ったら、年配の男性に言われて、超ムカついた。」
「「男のくせに!」って怒鳴り返したら、クラスの男子が一斉に黙り込んだ。」
「しょっちゅう父親が言う。」
「義母の口癖です。自分だって女なのに。」
「煙草吸ってたら言われた。丈夫な赤ちゃん産めないなんて放っといて欲しい。」
男女平等と叫ばれているこの平成の時代でも、
案外言われている女性が多いことにビックリしました。
女のくせにという男性への対処法
それでは実際、こういう男性にはどう対処すればいいのでしょう。
・無視をする
これが最も一般的な対処法です。
職場にいる場合、業務上必要最低限のコミュニケーションだけを取り、
完全に仕事だけの付き合いに徹しましょう。
「女のくせに」と言われても無視をして精神的にも距離を置くことです。
・「女性差別だ」とはっきりと言う
どうしても我慢できない時は、はっきりと「女性差別!」と言うのもありです。ただし、言い返しても、この手の男性が考えを改めることは基本ないでしょう。
・落ち込んでいる振りをする
「女のくせに」と言われたら、しゅんとした態度を見せます。
相手は満足して、口にする回数が減るかもしれません。
癪に触るかもしれませんが、これでやり過ごすのも一つの方法ではあります。
まとめ
無意識の男女差別 その深淵に迫る[本/雑誌] / 櫛田眞澄/著 |
いかがだったでしょうか。
今回は、女のくせにという男性の特徴や体験談、対処方法について、
ご紹介してきました。
そろそろ平成が終わろうとしている現代でも、
悲しいかな一定数こんな差別意識を持った人は今でもいるようです。
こんな存在に自分の感情を乱されることのないよう、
女性として素敵な人生を謳歌できることを願っております♪( ´▽`)ノ