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抱っこ紐は便利だけれど…増加している自転車事故を防ぐには?

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子育てママの強い味方、抱っこひも!

これを手放せないママさんは多いと思います。

本来、抱っこひもはママと赤ちゃんが快適に生活するための便利アイテムですが、 悲しいことにこの抱っこひもでの事故が増加傾向にあることをご存知でしょうか?

そこで今回は、この抱っこひもについて、 特に、抱っこひもを使用しての自転車運転についてお話ししていきたいと思います。

 

 

抱っこひもの注意点とポイント

 

 

最近は、抱っこひもを使ったパパたちも街でよく見かけます。

イクメン」が増えてくれるのは、日本の社会にとっても非常にいいことですね。

でも、この抱っこひもを正しく使用しなければ、悲劇が起こります。

そこでまず、抱っこひもを安全に使用するための5つのポイントをご紹介しましょう。

1.赤ちゃんの装着位置を深めにすること!

赤ちゃんの装着の位置が低過ぎると、 パパやママの前かがみの姿勢や赤ちゃんが動いたときに頭から転落する恐れがあります。

2.肩ひもを短くすること

肩ひもが長い場合、パパやママの両脇や赤ちゃんとの間に隙間ができてしまうため、 転落する危険があります。

赤ちゃんと密着するように調節を入念に行いましょう。

3.すべてのバックルを止める

背中のバックルは、安全のために必ず留めましょう。

パパやママのおへその高さと赤ちゃんのおへそが同じ位置になるよう、 長さを調節するのがポイント!

4.座って着脱すること

抱っこひもを立ちながら着脱すると、赤ちゃんが動いたりずれたりした際に 転落する恐れがあります。

必ず座った状態でつけたりはずしたりしましょう。

5.前かがみにならないよう気をつけて

座って頭に手を添える 物を落とした際、前かがみになって物を拾おうとすると、 赤ちゃんの頭が下がり転落の危険があります。

赤ちゃんの頭を片手でしっかり支えながら、しゃがむようにして物を拾いましょう。

抱っこひもでの転落事故の受傷部位は、大半を赤ちゃんの頭が占めています。

一瞬の気の緩みが惨劇につながりかねませんので、 毎回、安全に使用するように心がけてくださいね。

 

「ベルトの調節がうまくいかない」「赤ちゃんの位置がうまくつかめない」 と、お悩みの方も多いようですが、 その場合は、違う型のものを数種類、揃えてみることをオススメします。

夫婦で同じ抱っこひもを共有の場合、体の大きさも違うため調節が難しいのです。

それぞれに合ったベストのものを探せば、案外お悩みは解消されるかもしれません。

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自転車運転の時の抱っこひものルールとは?

 

ちょっとした買い物や送り迎えなど、 車の運転ができない時、自転車はとても身近で便利な乗り物ですよね。

これは、小さい赤ちゃんを持つママさんにとっても変わりはないハズです。

しかし、残念なことに、 この抱っこひもを装着しての自転車での自転車事故が増加傾向にあります。

事故が多発している原因としては・・・

 

・バランスを崩し転倒

・自動車との接触事故

 

が、主に挙げられます。

実際、移動手段が自転車しかないからと、 抱っこひもを装着して自転車に乗ってらっしゃるママさんの中には、 便利だけれど、ひやっとした思いをされたこともあるのでは?

このような未遂を含めた件数を入れると、 抱っこひもを使用した自転車事故が一体どのくらいになるのか見当はつきません。

転倒した場合、抱っこをしていると赤ちゃんを下敷きにする可能性がありますし、 おんぶの場合でも、赤ちゃんのちょっとした動きでバランスを崩した結果、 赤ちゃんの頭が、真っ先に地面に接触してしまいます。

大袈裟ではなく、 抱っこ紐の自転車事故では、赤ちゃんの脳挫傷や打ち所によっては死亡に至るなど、 犠牲になるのはほとんど赤ちゃんなのです。

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抱っこ紐での自転車運転って違法なの?

 

実は、抱っこひもを使用した抱っこでの自転車運転は違法になります。

ただし、おんぶの場合の抱っこひもの使用は認められています

おんぶでの自転車運転の場合、使用するひもで多少変わってくるようですが、 一般的には、生後4ヶ月頃(赤ちゃんの首座りの時期)から使用できるものが 多いようです。

とはいえ、やはりかなりの危険が伴うのはお分かり頂けたと思います。

「自転車に乗るときは、抱っこひもの使用は止めてほしい」 「自転車が移動手段の人は、子供は補助イスに乗せるのがベスト!」 だからこそ、こう強く言いたいのですが、 自転車での移動手段しかないママさんの気持ちも分かります。

なので、どうしてもの抱っこ紐を使用しての自転車運転の際には、

 

・抱っこ紐のサイズ調整や走行中にも常に周りに注意すること

・子どもの安全を確認し運転すること

 

を、心がけてください。

ただし、どんなに気をつけても、事故が絶対に起こらないと100%言い切ることは、 やはりできません。

まとめ

 

今回は「抱っこひもの注意点とポイント」「抱っこひもを使用した自転車運転」について 見てきましたが、いかがだったでしょうか?

抱っこひもは便利だけれど、使い方を誤ると大きな事故に繋がってしまうこと、 抱っこひもを使用しての自転車運転は、違法ではないとは言え、 いつも危険と隣り合わせだということは理解しておきましょう。

大切な子供さんの命を守ってあげられるのは、他の誰でもない親です! う

まく使えば、とっても便利な抱っこひも、 安全安心に使って、素敵な子育てライフを送ってくださいね♪( ´▽`)ノ