その肩こり、大丈夫?肩こりは身体からのSOSかも(薬剤師監修)
肩こりが慢性的に続いて辛い方、多いと思います。
肩こりは身体に何かしらの負荷がかかっていたり、病気の合図である可能性があります。
そんな肩こりについて述べていきたいと思います。
肩こりの原因、それは単純なものです
肩こりの原因は主に
・肩の筋肉の劣化や疲労
・血流が悪くなっている
・眼精疲労やストレス、疲れ
などです。
同じ姿勢を続けていたり、重いものを持つ事が続くと肩がこります。
筋肉に負荷をかけ過ぎて疲労が溜まり、肩がこりやすくなります。
年を重ねると筋肉の量や質も低下し、痛みやすくなります。
運動不足で筋肉量が落ちたりする事も原因です。
そんな状態で無理をし過ぎると肩がこりやすくなります。
腕の関節が擦り減ったり、腕に異常がある時、その働きをカバーする為に肩の筋肉に負荷がかかり肩こりになりやすくなったりします。
また首に負担がかかる事でその周辺の筋肉が緊張し、肩こりになる事があります。
軽いネックレスなどを付けているだけでも知らず知らずのうちに首に負荷がかかり、肩こりになる事があります。
血流が悪くなると肩こりが起こりやすくなります。
血流が悪いと筋肉への酸素供給や筋肉からの老廃物の運搬が滞り、筋肉の働きが低下します。
低下した状態で肩の筋肉を酷使すると肩こりになりやすくなります。
実はこの血流の悪さによる肩こりは身体からの重大なサインなのです。
血流が悪くなる原因は様々あります。
・心臓系の異常
・ホルモンバランスの乱れ
・肥満や生活習慣病の影響
などです。
心臓系に異常があると体内への血液の供給が乱れます。
この状態が慢性的に続くと肩こりが起きやすくなります。
ホルモンバランスの乱れによる肩こりは女性に多い肩こりです。
生理不順や更年期障害、子宮の疾患、妊娠などでホルモンバランスが乱れていると血流も乱れやすくなります。
血流が悪くなると肩こりが起きやすくなります。
血流が悪いと同時に冷え症も起きたり、足などがむくみやすくなったりします。
肥満や生活習慣病になっていると、血流は悪くなります。
糖尿病や高コレステロール値、中性脂肪値が高い方は血液の中に余分なものが含まれている為、血流は悪くなりがちです。
長時間、パソコンやスマホの画面を見続けると目に疲れが溜まります。
また同じ姿勢を長時間維持している為、肩などの筋肉が緊張し凝りやすくなります。
パソコンやスマホを操作する時に腕への負担が大きい為、肩こりになりやすくなります。
肩こりへの対処法
同じ姿勢、重労働後はストレッチをしたりマッサージをして貰うようにして下さい。
肩の凝りを取ってもらい緊張状態から肩を解放してあげて下さい。
肩こりの時は湿布は温かい湿布が良いです。
温かい湿布は血流を改善し、肩こりを解消しやすくしてくれます。
女性の方で肩こりが慢性的に続く方は産婦人科などで検査を受けてみた方がよいかもしれません。
ホルモンのバランスが悪くなっていて実際は違う病気になっているかもしれません。
肩こりが続き、胸部が急に痛くなる、脈が乱れているという時は直ぐにお医者さんに診てもらった方が良いです。
肩こりから様々な病気に関連している可能性があるので、気になる方は病院で精密検査を受けてみた方がよいかもしれません。
まとめ
肩こりは肩の筋肉に異常がある時か、肩以外の身体の部位で異常がある時に出やすかったりします。
特に血流が悪くなる事で肩こりが起きる点が重要です。
血流が悪いと身体のあちこちでガタが来てしまいます。
心臓が止まったり、脳の働きが止まったりしてしまう事もあります。
肩こりが慢性的に続く時は1度病院で診てもらった方が良いでしょう。