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物静かで控えめな子供は、社交性が無いのではなく内向型という才能の持ち主である

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「自分の子は友達が少ない気がする」

「クラスのみんなは外で遊んでいるのにうちの子はいつもひとり」

「担任の先生から子供なのに活発的でない、なんて言われる」

このように感じたこと、経験したことはありませんか。

我が子があまり社交的でないのかもしれない、物静かで将来大丈夫なのかな。

このように心配されるのはごもっともだと思います。

ですが、もしかしたらお子さんは内向型という性格の持ち主なのかもしれません。

物静かという良さが目に見えづらい性格なだけなのかもしれません。

 

本記事では、目に見えづらいけどすばらしい静かな性格の良さをお伝えしたいと思います。

 

 

1.評価されづらい性格

学校や社会では良く発言をしたり交友関係が広いなど、活発的な性格が評価されがちです。

例えば、たくさん手を挙げて発言する、グループ活動でリーダー役になるなど...

物静かな性格の持ち主にとってはなんとハードルの高いことでしょうか。

そのような社会的な背景もあり、なかなか評価されづらくなっているのです。

2.コミュニケーションの取り方が異なるだけ

社会的には評価されづらい性格ですが性格自体が悪いということはありません。

物静かな性格の人には次のような特徴があります。

例えば

  • 話すより聞く方が好き
  • 活動はグループより一人か二人の友達と行動
  • 一人の時間を大切にする
  • しゃべり方が穏やか
  • 考えてからしゃべる

などなど、基本的に一人や少数を好みおしゃべるは避ける傾向にあります。

こう聞くと人間嫌いのように思われるかもしれませんが、それは誤解なのです。

物静かな性格の人はコミュニケーションの取り方が、活発な性格の人と異なるだけなのです。

このような性格を総じて内向型と呼ばれることがあります。

反対の特徴を持つ性格は外向型と呼ばれることがあります。

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3.内向型という才能

内向型はわかりづらくも素晴らしい良さを持っています。

特徴の「話すより聞くことが好き」ということはとても大事なことです。

聞くことの大事さは大人になってから気づくことが多いと思います。

コミュニケーションでは話し上手より聞き上手の方が良い関係を作ることができるのです。

 

「考えてからしゃべる」ということも良さの一つです。

これだけ聞くと、しゃべるまで時間がかかる、反応が遅いと思われがちです。

しかし、一度きちんと考えてからしゃべることは安易な回答をしないことでもあります。

内向型は安易な返事をしないため良き相談役にもなることができるのです。

聞き上手によく考えられた発言ができる人は、仕事や私生活で貴重な存在だとは思いませんか。

4.内向型の子供の苦悩

ちょっぴりですが内向型の良さを知っていただいたと思います。

しかし、この内向型の性格が必ずしもプラスに働くとは限りません。

特にこの性格で困るのが子供だと思います。

学校という限られた空間であったり、大人にはある逃げ道のようなものもありません。

また、学校は毎日決まったクラスでの生活や一人で過ごす場所が無いためなお更です。

自分の物静かな性格を理解してくれる友達や先生がいればよいのですが、必ずしもそうなるとは限りません。

もしそのような場合には親の存在はとても大切になってきます。

4.子供への理解

この性格が理解されづらい大きな要因としては

「内向型は一人の時間が必要」だということです。

内向型は特にコミュニケーションで体力を消耗してしまいます。

これは仲の良い友達といる時も例外ではありません。

楽しいけど疲れてしまう。そして一人の時間で心と体を回復します。

これが周りに理解されないため内向型はしばしば苦しい思いをしてしまいます。

このことを理解してあげるだけでかなり違うと思いますよ。

5.まとめ

物静かは目に見えづらいけれど素晴らしい良さをもっています。

この内向型という性格を知ることで学校だけでなく職場や家庭でのコミュニケーションの取り方が変わってくると思います。

子供は元気が一番ですが物静か→元気がないということではありません。

物静かな正確な子にはその子なりのコミュニケーションの取り方がある、ということを知っていただければなぁと思います。