どうしてもやめられない浪費癖!旅行で散財を繰り返す独身女性の悩み
37歳の独身女性です。
今では細々とパートタイム労働者として食品加工の製造業に従事しているのですが、以前の正社員として働いていたときのくせが抜けきれず、自分へのご褒美として贅沢をしてしまうことが未だに続いており、悩みのタネです。
日常からの逃避行としての旅行
日々の生活に疲れてきてしまったり、悶々とした気持ちをどうにか払拭したいとガス抜きが必要になったときには、私は一人旅に出ることを気分転換にしています。
そのため、積み立てている貯金があるわけでもないのに、まあまた働けばいいかといった安易な気持ちから、旅行に出る決断をしてしまいます。
そんなときは、どうせもう二度と旅に出ることはないかもしれないと、清水の舞台から飛び降りるようなつもりで、コストパフォマンスを一切気にせずに、旅のスケジュールを組んでしまいがちです。
具体的には、飛行機でも少し良いシートがあればそちらを利用し、ホテルもなるべく評判の良いところで、絶対に朝食モーニングバイキングは付けるなどといったプラスアルファの価値を追い求めてしまいます。
それだけでは終わらない贅沢三昧
そして、旅行中に最もお金がかかるところといえば、私の場合は、「グルメ」に関する出費です。
普段では食べることのできないご当地グルメであったり、そこでしか味わえない魅力的なお酒やスイーツなどに目がなく、ついつい食べ過ぎ飲み過ぎで、予算を軽く上回るくらいに外食費がかかってしまいます。
観光地はツーリスト向けの価格設定であるお店が少なくありませんので、それだけで日常生活にいくら自炊をして節約してみたところで、あっという間にお金がなくなってしまいます。
しかも、この話にはまだオチがあって、だいたいがお酒に酔いつぶれて意識もうろう状態になってしまい、ホテルへの帰り道がわからなくなったり、電車など公共交通機関を利用することが面倒になってしまい、すぐにタクシーを拾ってしまうので、タクシー料金だけでも馬鹿にならないのです。
そして旅の締めくくりにはまた散財
今回の旅行もお金を使いすぎてしまったと後悔しながらも帰路に付く前、必ずお土産屋さんに立ち寄ってしまいます。
そして、そこでもあれやこれやと試食したり、見ているだけで魅力的なお土産がたくさん販売されているので、結果的にお土産物貧乏になってしまうのでした。
会社で配布するために小分けにできるタイプで人数分のお菓子であったり、実家や親しい友人らに土産話とともに送ることのできるタイプのお土産をこれまた人数分、そして自分への記念品として、また旅の情緒を少しでも長く感じていられるようなものを購入してしまい、かばんの中身は重たくなるのですが、懐は軽くなってしまうことが常です。
そして、手持ちの現金が底をついてきたら、禁断のクレジットカードを使用することとなるのです。
さいごに
人それぞれ自分へのご褒美や気分転換方法があるかとは思いますが、私のように定期的に旅に出たくなるタイプの人は本当にお金がすぐになくなってしまうのではないかと思います。
とはいえ、旅をしなくなったら、それは自分ではなくなってしまいそうですし、旅のない人生なんて考えられず、そのあたりの矛盾がまた私を悩まされるのでした。