ADHDかも!?仕事でミス連発!症状からチェック!
皆さんはADHDをご存知でしょうか?
ADHDとは、注意欠陥多動性障害と言い、不注意、多動性、衝動性の3つの特性を中心とした発達障害のことを指します。
学生時代なんとなく・・・
集中して話を聞くのが苦手だったり、忘れっぽかったりよく喋りすぎてしまったり。
思いつきをすぐ言葉にしたり、他者とちょっと違うなぁなんて思い当たるふしがある方もいらっしゃるでしょう。
それが大人になると顕著に出てしまい、日常生活にまで弊害が出てしまうとしたらADHDの可能性があります。
ADHDと診断される方は、こうした症状に子どもの頃からずっと悩んでいることが多く、それなりの対処方法で乗り越えてきています。
この症状に悩むあまり、人と同じようにできない自分を責めたり、努力が足りない、悪気があってやっている、家庭のせいなど、様々に原因を求めます。
ADHDの明らかな原因については現時点では分かっていませんが、遺伝的要素、妊娠期間中の喫煙やアルコールの摂取、化学物質、分娩前後で生じた脳への障害などが考えられています。
つまりは、ADHDは本人の努力不足や家族のせいではないということです。
ADHDかも!?仕事でミス連発!症状からチェック!
それでは、実際にADHDと診断されている方に、どういったところが日常生活に支障が出ているのか聞いてみました。
「貧乏ゆすりを行わずにはいられない。」
「思ったことをすぐに口にしてしまうので、濁場でのトラブルが絶えません。」
「衝動買い!気がついたらお金を使わずにはいられなくて。」
「仕事などでケアレスミスをよく注意される。」
「忘れ物やなくし物が多くて余分にお金がかかってしまう。」
「時間管理が苦手です。」
「仕事や作業を順序だてて行うことができません。」
このように、ADHDと診断されても、人によっては症状はずいぶん異なりますし、日常生活に伴う苦労もそれぞれあり大変なようです。
ADHDのチェック項目はこちら!
もしも、ADHDかもしれないと不安な方は、子供の頃or現在において、以下の項目に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
1.学業、仕事、その他の活動で不注意な過ちを犯しがちである。
2.課題や遊びの活動で注意の持続が難しい。
3.話しかけられた時に時々聞いていないように見えることがある。
4.指示に従えないことが多く、学業、用事、職場での義務をやり遂げることができない。
5.課題や活動を順序立てることがしばしば困難である。
6.学業など、精神的努力の持続を要する課題を避ける傾向にある。
7.重要なものでも簡単になくしてしまうことが多い。
8.外からの刺激を受けるとそちらに目が行き、注意散漫になってしまう。
9.毎日の活動を忘れてしまうことが多い。
10.手足をそわそわと動かしたり、または椅子の上でもじもじしないと落ち着かない。
11.教室や会議などで座っていることが当然のような状況でも席を離れてしまう。
12.不適切な状況で走り回ったり高いところへ上がったりする。
13.静かに遊んだり余暇活動につくことができない。
14.じっとすることができない。
15.しゃべりすぎてしまうことが多い。
16.質問が終わる前に答えてしまうことが多い。
17.順番を待つことが苦手である。
18.他人を妨害して邪魔をしてしまいがち。
以上、18項目のうち、子供の頃又は現在のいずれか一方でも、10項目以上該当した場合はADHDと診断される可能性があります。
まとめ
もしも、このような症状に思い当たる節があり、日常生活で生きづらさを感じているのであれば、ぜひ、病院を受診してください。
今では驚くほど治療体制が充実していますので、もしもADHDと診断された場合、治療を行うことで症状が軽減する可能性があります。