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家族のために…って疲れていませんか?家族って何?家族の価値観とは?

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当たり前のように結婚して子供を育てて、

それが人として幸せと教えられて生きてきたものの・・・。

実際、本当にそうなのかと、自分がその立場になって考えているのは

私だけなのでしょうか。

 

そもそも、家族とはなんなのでしょう。

今回は家族について、色々考えていきたいと思います。

 

家族ってなんなの?

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ネットサーフィンしていたら、私に似たような人の相談を見つけました。

「結婚当初から妻に愛されていなかったと思います。

でも、私は妻のことは大事にしてきたつもりです。

結婚半年で妻が妊娠した時は、出勤前や帰宅後、率先して家事全般を手伝ってきました。

今でも、妻と4歳になった息子の朝食作りからゴミ出し、帰宅後は洗濯や食器洗いなど、

できる範囲でのサポートをしています。週1日だけ、趣味の釣りに出かける以外は、

子供を遊びに連れて行ったり、妻が出かける際は留守番をするなど、

自分のための時間はほとんどありませんが、それで良いとも思っています。

しかし、これほど妻や子供に尽くしても、

まだ理解できない子供は別にして、妻は「家族=主に私」に

あまり興味を示していないような気がします。

一度、思い切ってどう考えているのか妻に問いただした時、

「年齢的にたまたまあなたと結婚しただけ」「安定した生活は絶対に必要」等、

家族の温かさに関しては、言い方が分かりませんが求めていない、

無関心のような印象を受けました。


妻とは、自営業の父親が懇意にしている取引先の方から「良い女性がいるから」と、

お見合いの形で会いました。清楚で大人しく、この女性なら家庭を守ってくれると、

半年後にプロポーズし、1年後に結婚しました。

正直、女性として妻として何も問題はないと思います。

家事も育児も親戚付き合いも、生活費に関しても文句は何も言いません。

しかし、家族というよりも同居人、その感覚が5年経った今でも変わらないのです。

このまま、この環境で子供を育てて問題はないのか、

私はもっと「家族の温かさ」を求めていますし、家族になっていきたいのです。

どうしたらいいのでしょうか?」

 

この相談に関する回答や意見は賛否両論、様々寄せられていましたが、

私の場合、どちらかというとこの相談者の妻の気持ちが理解出来るというか、

実際、私も家族に愛情というよりも義務感で生活費を入れ、

それ以外は特に求めていないことに改めて気付きました。

 

「それではなぜ一緒にいるの?」・・・そうなんです。そこが問題なんですよね。

 

家族としての価値観

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もちろん、私だって妻や子供をそれなりに愛していますし、

大切にしなければいけないとも思っています。

 

でも、相談者の方のような「お互いが信頼し合い人生を一緒に歩んでいるような感覚」

はっきり言って面倒くさいと思ってしまうのです。

どちらかというと、大切にしなくてはいけないと言う「義務感」

そんな感じでしょうか。

 

「そんな考え方はおかしい!」と、一喝されそうなので大きな声では言いませんでしたが、

この相談を読んで自分なりに煮詰まっていたので、

本音で話せる男友達にぶっちゃけたところ、

「ま、ありなんじゃない。」と、少々戸惑いながらも受け入れてもらえたようでした。

 

ただ、その男友達は、

「自分は結婚して家族を持って、大変だけど、今ある毎日こそが自分の居場所であり、

ここをなくすことは考えられない」と、話してくれました。

彼は、

「自分は間違いなく義務感から生活費を入れているわけではなく、感謝と愛からだ!」と、はっきり言い切ってもいました。

 

妻がいて子供がいて感謝!

同じものを食べて同じものを見て泣いて笑える、そういう相手と巡り合えて

そういう相手と子供を作り育てられていることに感謝!

 

一緒にいてくれること、すべてに感謝していると、

そんな風に力説していました。

 

もちろん、そういう気持ちも分かります。

1人では得られなかった幸福感は、私にも確かにあります。

でも、もしなかったらなかったで、そういう人生もありなのかななんて・・・。

妻や子供にはあまり聞かせられない言葉かもしれません。

 

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家族に答えはない時代

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今、こんな風に私が自由に発言できるのは

「家族のあり方」が変化してきており、

それが容認されつつある現代だからこそかもしれません。

 

ほんの一昔前の家族についての考え方は、

「男性は結婚して大黒柱になるべき!」

「女性は結婚して家庭を守るべき!」

「夫が長男だったら両親と同居するべき!」

「結婚したら子供は積極的に作るべき!」

など、というのが一般的でした。

 

しかし、今では家族は、

核家族」「高齢夫婦」「ディンクス」「母子家庭」「父子家庭」と多様化し、

また「単身世帯」も増え様々な問題が生まれています。

 

このように、家族は昔とは随分形を変えてきていますし、考え方も多様化しています。

実際、もし今、「家族とはなんですか?」と聞かれたら、

きっと、いろいろな意見が聞けることでしょう。

また、そのどれが正解ということもないような気がします。

 

変わらない家族への気持ちとは?

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しかし、こんな私でも一つ言えるのは、

世の中や家族の形がどう変わっていっても、大切なことに変わりはないということです。

 

大切さのあり方が変わることはあっても、

大切という気持ちそのものは絶対に変わらないのではないかということです。

これが理解できていれば、私のような人間でも家族を持ってもいいのかなと、

今はなんとなく考えています。

 

家族とは・・・

「家族の存在は空気と同じ、普段は意識しないけれど、なくなったら絶対に困るもの!」

運命共同体!」

「良いことも悪いことも人生の運命をともにするもの!」

「経済的パートナー!」

「自分を成長させてくれる存在!」

などなど・・・。

 

家族のあり方・考え方はそれぞれですが、

きっと、それぞれの形でそれぞれ大切なものだと思います。

 

「いつも当たり前にそばにいるけれど、もしいなくなったら大きな喪失感を味わう」

多分、私もそう思います。

 

今の私の「家族論」は、こんな結論に至っていますが、

果たしてみなさんはいかがでしょうか?