ママ友って何?日々感じるママ友地獄・穏やかな日常が変わる時
昨日までママ友として仲良くしていたはずなのに、今日の挨拶はなぜかスルーされた・・・。
1人ならまだしも2人3人と続くと、 「気のせい?」から「気のせいじゃない!」とハタと気付きますよね。
心当たりが全くなくパニックになるママさん! 「え?私何かした??」
このように、ある日突然孤立して混乱するママさんが急増しているそうです。
昨日まで楽しかった集団からの突然の孤立。
なぜ、このような事が起こるのでしょうか。
今回は、このママ友トラブルとその対処法方について、色々考えていきたいと思います。
ママ友地獄に陥る原因
そもそも、ママ友ワールドは主に外で働く夫を支え、 地域の中で子どもの世話をする主婦の中で繰り広げられる独特の世界です。
子育てに日々不安を抱えるママさん達は、 自分と近い年齢や境遇、感性が近い価値観や境遇の「ママ友」との繋がりを持つことで、 安心感を得ることができます。
とはいえ、似たような人の中では、微妙な優劣や感情的な葛藤を感じやすいのも事実! ほんの些細なことがきっかけで、 小さなトラブルに繋り、やがて恐ろしいママ友地獄の現実へと発展することもあるのです。
さらに、ここには「ママカースト」と呼ばれる集団の中での「序列」も発生しています。
ママ友ワールドの中で、 メンバーは発言力の強いママさんの意見に睨まれないようにと従順にしながらも、 自分がカースト下位に転落しないよう操作するといったようなことが起こりがちです。
実際、カーストの下位にされがちな人の特徴としては、
・付き合い下手な人
・気の弱い人
・コミュニケーション下手な人
・嫉妬されやすい人
などが挙げられます。
このように、ママ友ワールドでは、 異質と感じられた人やカーストの下位に位置付けられた人が 孤立(=排除)させられる状況が生まれやすいのです。
意外なところで、付き合いやコミュニケーションが苦手な人だけではなく、 「みんなよりちょっと〇〇!」といった要素さえも、集団のジェラシーを買う材料となり、 最初は羨望だった感情が、いつしか「上から目線!」といったマイナス評価になり、 排除の対象になってしまうこともあるのです。
ママ友のターゲットになってしまった時の対処法方
では実際、ママ友のグループ内でいじめの被害に遭ってしまって何とかしたい場合、 どう対応すればいいのでしょう?
・直接、加害者に「なぜ、避けるのか?」を聞く
・相性のいい人とだけ付き合う
・ママ友と割り切る
・信頼できる人に相談する
「直接、加害者に聞くなんて!」と、抵抗のある方もいらっしゃるでしょうが、 仮にはっきりした非があれば謝罪できますし、 自己中な意見であれば「所詮、そういう人」と、相手にしなくて済むのです。
ママ友って実はつながりが浅い?
日々、1人で子供中心の生活を送るママさんにとって、 自分と近い年齢や境遇、感性が近い価値観や境遇であるママ友ワールドは、 世界の全てのように感じられるものかもしれません。
特に、夫や姑との関係に溝ができていたり、実家と疎遠だったり他の友人がいない場合、 「ママ友こそ分かり合える関係」と過剰にのめりこんでしまうかもしれません。
でも、子どもの成長と共にママ友付き合いは疎遠になっていくのが普通です。
母親同士の都合で子どもを一緒に行動させることはだんだん難しくなりますし、 小学校に入れば、保護者同士が接する機会は自然と少なくなります。
このように、「子ども」で結び付いたママ友ワールドは、 意外にあっけなく終焉を迎えることとなります。
また、子供が成長していくうちに、 お受験や進学、生活水準の変化などで確実に差が出てきますので、 子どもが幼い頃の共感関係が持続することが難しくなります。
ママ友は、子供の小さい時の一時的な関係が基本、 ライフスタイルの変化、子どもの成長に合わせて「違い」を感じていくものです。
あらかじめ「こういうものだ!」と想定しておけば、 熱くなりすぎず程よい距離感で、楽しく柔軟に付き合っていけるのではないでしょうか?
さいごに
いかがだったでしょうか?
子供さんとの繋がりから出会うママ友、 そこから素晴らしいママと出会い、真の友人になることもありますが、 思いもしないトラブルに巻き込まれる可能性もあることをしっかり理解しておきましょう。
とはいえ、子供さんのためにはそれなりのお付き合いも必要なので、 ママ友と程よい距離感を自分なりに図りながら関わっていけるといいですね。