友達と遊ばない小学生の娘が心配…
子どもが小学校に上がると、幼稚園・保育園時代とはまた違った心配事や悩み事が出てきます。
勉強もそうですが、「友達とうまくいってるのかな」「いじめられたりしていないかな」というのはとても気になりますよね。
今回は30代のお母さんの体験談をもとに、子どもの友達関係について考えてみたいと思います。
小学3年生の娘が友達と遊ぼうとしない
30代の主婦です。 娘が小学校3年生になりました。
子供のご近所の友達との関係に悩んでいます。
同じ地域に、同学年のお子さんがいません。
うちの娘より、1学年上や下などはいらっしゃるのですが、同学年がいません。
地域で集団登校をしており、毎日同じメンバーで歩いて登校しています。
娘はもともと人見知りする性格で、自分から誰かに話しかけたりすることが苦手でした。
また、運動が苦手で、外で元気に遊ぶよりも、家の中で読書やお絵かきを好む性格です。
近所の子供たちは、1年生から6年生まで男女問わず仲がよくて、子供達が学校から帰ってくると、宿題を終えた子供がどんどんと家の外に出てきて、外で楽しそうに遊んでいます。
その声が聞こえ始めると、娘にも「一緒に遊んできたら?」「今日はドッジボールやってるみたいだよ」などと外に出るように声をかけてみるのですが、娘はチラッとカーテン越しに眺めるだけで、「私はいいや」といって外に行こうとしません。
もしかして嫌がらせを受けたり、いじめられているのか!?と思い不安になりました。
娘に、「○○ちゃん(高学年の女の子)ってどんな子? 優しい? いじわる?」と聞くと、「優しいし、面白いよー。この間も、登校中にみやぞんのモノマネしてねー」と楽しそうに話してくれます。
どうやらいじめ等の心配はなさそうで一安心しました。
でも、親としては近所の子供たちと一緒に遊べないのはなんだか寂しい気持ちになってしまいます。
「お母さんと一緒に、お姉ちゃんたちの所に遊びに行こうか!」と誘っても「私はいかない」と拒否られてしまいます。
実家の父にに相談してみた
どうしたものかと悩んで、実家の父親に相談してみました。
すると父親は、「大丈夫だよ。無理に一緒に遊ばせなくても、そのうち自然と遊べるようになるから」といいました。
私の一部始終の話を聞いて、娘自身が友達と遊べないことに悩んでいないのだから、そのまま放っておいても大丈夫だと判断しました。
友達と一緒に会話を楽しむことも大切だけど、友達がモノマネをしてそれを見て楽しんでいる。
会話の中に加わることも大切だけど、無理に割り込む必要もない。
今はまだ自分より年上の人が多いから、あまり出しゃばりすぎなくても大丈夫。
親の価値観を押し付けては、子供が窮屈になってしまって、余計にストレスを与えてしまうよ、 と言われました。
さいごに
父の言葉を聞いて、確かにその通りだと思いました。
娘自身が困っているわけではないのに、勝手に親の理想や考え方を押し付けてはいけないですよね。
それに過剰に心配しすぎるのも良くありません。
子供が自分から「遊びにいってみる」と言うまで、自由に過ごさせることにしました。