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子供の覚えの良さは好奇心から

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「子供にスマホを触らせてたらいつの間にか自分より使えるようになっていた。」

「説明書も読んでないのになぜか使い方を知っている。」

子供がいるご家庭なら一度は経験したことがあるかもしれません。

なぜか子供は物覚えがすごくいいですよね。

ショッピングモールで小学生にも満たない子供がスマホを操作しているのを見かけました。

おそらく彼らは説明書は読んでおらず自力で操作を覚えたのだと思います。

しかし、私たち大人は悲しいことに年齢を重ねる毎に物覚えが悪くなっていきます。

さらには物忘れもするようになってしまいます。

子供はどうしてそんなに物覚えが良いのでしょうか。

子供のスマホ依存が問題視されるなか、子供の学習能力があだとなってしまっているのか。

今回はそんな子供の物覚えの良さについて考えてみたいと思います。

 

 

12歳ごろまでが神経系の成長期

子供が物覚えが良い理由のひとつには単純に成長期であるということです。

子供の成長性を示すスキャモンの発育曲線によると、12歳ごろまでは神経系と呼ばれる器官が 成長し物覚えが良いことがわかります。

良く子供のころに外国語の勉強や運動をしましょうと呼ばれるのはこれが主な理由です。

この時期の子供は真っ白な紙、なんでも吸収するスポンジのようなものです。

あらゆることから刺激を受け学習していきます。

大人には理解しがたいことでも子供特有の成長性で物事を覚えていくのです。

好奇心がものすごく高い

子供は蓄えられた知識はありませんが、好奇心がものすごく高いです。

なんで、どうしてこうなってるの?

といった具合に質問ぜめにあった経験がある方もいるのではないでしょうか。

あらためて子供に聞かれてることで、そういえばなんでだろう?

と思うことがあると思います。

この高い好奇心が成長性と合わさることで、子供の物覚えの良さが生まれます。

興味を持つものは子供によって異なります。

しかし、何ごとであれ好奇心から知ろうとする姿勢は子供の武器です。

好奇心×成長性=無限の成長、といえるのではないでしょうか。

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とにかく実際に見て、触れて、動かしてみる

大人と異なり、知識がない子供はとにかく体で体験することで情報を得ようとします。

おもちゃ、食べ物、道具など好奇心の赴くままに行動します。

この体で体験することも、物覚えの良さにつながっているのだと思います。

大人になると先入観や、すでにある知識からそれが何なのか知っています。

しかし子供はわからないので目や耳、手ざわりや舌などの五感を使って理解します。

五感で体験するとより正確な情報がわかり、記憶としても残りやすいです。

子供がスマホや機械の使い方を覚えるのは、とりあえずさわって動かしてみるので 説明書を読まずともなんとなく覚えてしまうのだと思います。

これが大人になると「機械系は苦手」、「難しい操作はよくわからないよ」と 実際にさわってみることを避けてしまうことがあります。

原始的ですが実際に触ってみることの大切さを、子供は本能的に 知っているのかもしれませんね。

まとめ

子供の物覚えの良さは成長期だからということだけではなく、

 

• あらゆることに対する好奇心

• 実際にさわって五感で覚える

 

といった理由があるのかもしれません。

もし自分の子供が物覚えが悪いのかなと思ったら、 この2つのことが足りていないのかもしれません。 子供の成長はあっという間です。

いろんなことに好奇心があるうちは子供の心のままに行動させてみるのが 子供の成長に一番良いほうほうだと思います。

しかし、子供は知識がないため危険なことが危険であることを知りません。

明らかに危険であると思った時は止めましょう。

何が危険なのかを説明し大人が一緒になって体験することで 安全にかつ子供も大人も一緒に成長することができるのではないでしょうか。