幼稚園の給食を嫌がる4歳の娘!野菜嫌いを克服した方法とは?
幼稚園に入って初めて給食を食べる子どもが、「給食嫌だな」なんて言って暗い顔をしていたら心配になりますよね。
うちの4歳の娘は中でも野菜が苦手で、給食の日はゆううつそうにしていました。
それを何とか克服したい!と思ってやったことをご紹介します。
給食の野菜が苦手な4歳の幼稚園児
姉の方が好き嫌いが激しく、特に野菜が苦手です。
うちの幼稚園では週に3回が給食の日。2回がお弁当の日です。
お弁当の日はうきうきで登園するのですが、給食の日は
「今日は何が入ってるの?」
「食べられるかな~…」
と不安な胸の内を幼稚園に到着するまでずっと話しています。
私も幼少期は給食が苦手でしたし、家庭のご飯とは同じ献立でも味の付け方が違うので食べにくいという気持ちは分かります。
でも今住んでいる地域は小学校も中学校も給食なのです。
と、考えると少なくともあと10年は給食と付き合っていかなくてはいけない娘。
どうにかしてあげたいなと思っていました。
野菜の見た目になれること
成長をうながす栄養面でやはり野菜は不可欠です。
どうにか野菜を食べさせようとわたしがやっていた方法は“隠す”でした。
色んな野菜をみじん切りにしてお好み焼きにすれば、何が入っているかわからないまま食べられる!
野菜たっぷりの餃子にすれば包んであるので気付かないままパクリと食べられる!
こうやって娘は野菜を食べてきました。
でも幼稚園生活が始まったころに果たしてこれでいいのかと思う様になりました。
給食は“隠れてない”のです。
野菜のカタチがしっかり“みえる”ものが多いです。
「これは人参!」
「なすびが入ってる!」
と自分で気づいて箸を取り、
「人参ってこんな味なんだ!」
「なすびって美味しいな!」
と感じながら食べられるようにしないといけないと気付きました。
給食で食べられるようになるためにまず家庭から野菜のカタチがわかるおかず作りを考え始めました。
とはいえ野菜は苦手なので、なかなか箸が進みませんでしたが、こちらがめげずに出してたら次第に食べられる野菜が増えてきました!
「うちの子意外と野菜食べられる?」とこちらが拍子抜けしました。
食べてくれなかったら内心がっかりするし、食材のムダになるし…とこちらから気付かぬうちに諦めてた部分があったのかなと感じました。
とりあえず食卓に“出し続ける”ことが大切だと思いました。
それからは給食も完食できる日が増えてきました!
本人も嬉しいらしく、「食べられる野菜増えたもんね~」と幼稚園の先生にも自慢のように話しているそうです。
楽しく野菜克服
苦手ではあるもののだんだんと野菜に慣れてきた娘に次は“野菜表”を作成しました。
ただの白い紙を壁に貼っているだけなのですが、例えばカボチャの煮物を初めて美味しくたべられた時には紙にカボチャの絵を描きます。
そうやって表を野菜の絵で埋めていきました。
それが娘は楽しいらしく、ある日スーパーにいくと
「白菜買って!白菜食べて白菜の絵描く!」
と自分から野菜を買いたがってこれには私もびっくりしました。
もともと絵を描くのが好きな娘にとってぴったりハマった克服法だったようです。
さいごに
「うちの子は野菜が苦手だから…」というお母さん、たくさんいらっしゃると思います。
しかし、意外な方法で克服できることもあるんです。
お絵描きが好きな子、歌が好きな子、それぞれの子どもの趣味や個性に合わせて、とにかくいろんな方法を試してみることだなと実感しました。
最初から決めつけて野菜を隠していたこと、今ではいい反省材料、教訓になりました。