国際結婚は試練の連続!?中国人夫との悪戦苦闘の結婚生活
中国人の旦那さんと結婚して12年になる、30代の主婦です。
子供3人に恵まれ、毎日ワイワイと賑やかな生活をしています。
しかし国の違う旦那さんとの暮らしは、好きだけではない、数々の試練の日々の連続だったのです。
文化の違いは奥が深い
国が違うともちろんさまざまな文化の違いを目の当たりにしないといけません。
基本的に日本食が大好きな旦那さんなので、私は日本食中心にご飯を作ります。
でもやっぱり旦那さんが生まれ育った、本場お母さんの味が恋しいようなので、私もそんな旦那さんの気持ちをくんで、ネットで色々調べて本場の味を作ってみます。
しかし、本物の味を知らない私が作る味は、旦那さんからしてみたら物足りないおかしな味らしく、旦那さんは気分を悪く、せっかく作った私も気分が悪くなりケンカになる始末。
その他もお風呂や習慣や行事ごとの習慣など、文化の違いをあげだしたらキリがありません。
お互いの文化を理解しようと努力しても、分からないがために衝突の原因になります。
日本人のアジア人に対する偏見
最近でこそ、中国や韓国などの認識があるのかもしれない日本人の常識も、少し前までは大きく「アジア人・朝鮮人」などと、あまりにも常識のない日本人の認識がありました。
私の知り合いの中国人や、韓国人も、この日本人のあまりにひどいアジアの人々に対する認識と偏見に、たくさん心を痛めたりひどい思いをさせられた人がいました。
その話を聞くたびに、同じ日本人として私もそれまであまり詳しい認識もなく、ただ何と無くアジアの人々に対する偏見の眼差しがあったことを、恥ずかしく情けなく感じました。
旦那さんも日本人からひどい偏見や差別を受けたことがあり、いくら夫婦とはいえ国が違うと心のどこかで壁を感じてしまうものであります。
そんな旦那と楽しく暮らす秘訣
よく国際結婚をした夫婦は、お互いの国の歴史やニュースを話さないようにすると言います。
それは国の違いから意見が合わずケンカになるからです。
スポーツなどの国際試合もそうです。
一緒にお互いな国同士の試合を観戦するとケンカになります。私たち夫婦も最初の頃はそうでしたが、今はその壁も乗り越えて、お互いを理解しようとする大きな心で向き合えています。
お互いの国の歴史を理解しないでどうするんだ!と、ちゃんと子供達にも事実を学んでほしいし、国際ニュースもお互い都合の悪いものは見ないなんて曲がった見方をしないで、ちゃんと事実として把握する意味で見ますし、スポーツの国際試合もお互いに応援しあって見ることができています。
さいごに
国際結婚はとにかく試練の連続です。
けど、最近は同じ日本人同士で結婚しても、他人同士が一緒に理解し合いながら暮らしていくのに違いはないと思えます。
結婚生活とは、お互いに試練を乗り越えて理解しあい、許しあっていくことだと思います。